
上田市にある信濃国分寺では毎年1月7日~8日に渡って
「八日堂縁日」が開かれています。今年は7日が土曜日なので
私達も仕事が終わった午後7時過ぎに出かけてみました。
境内は多くの露店が立ち並び、美味しそうな匂いが漂っています。
やきそば、お好み焼き、たこ焼き・・・・・・もうワクワク~~~
本堂への参拝客の列も長く伸びていました。


縁起もののだるまや熊手、そして福あめ屋も並んでいます。
さてこの信濃国分寺は天平時代に聖武天皇の勅願により国ごとに建立
された国分寺の一つで、信濃の国の庶民の心のよりどころとして信仰
されています。天台宗のお寺で本堂には薬師如来が安置されていて、
「八日堂のお薬師さん」の名で有名です。


蘇民将来符
参拝客の目当てはこの両日に授与されるお守り「蘇民将来符」です。

ドロヤナギという原木から作られたこのお守りをまつると家は厄災から
のがれて代々繁栄する伝えられています。「蘇民講」と呼ばれる地元農民
によって作成され、形が出来上がると寺に納められ、住職等により文字や
文様が書きこまれ、御祈祷した上で、この縁日で授与されるものです。


「国やすらかに人楽しみ 災いを除き福至る」
我が家の息災安穏と繁栄を願いました。
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